大学生はお年玉をあげる側なのか?判断基準と相手による対応の違い

お年玉

大学生はお年玉をあげる側なのか?判断基準と相手による対応の違い

大学生になったし、そろそろお年玉をあげる側に回るべきなのかなと悩んでいませんか。

お正月が近づくと、親戚の集まりで弟や妹、甥っ子や姪っ子にお年玉を渡すべきか迷う大学生は多いですよね。

アルバイトで自分の収入があるとはいえ、まだ学生の身分でいくら包むべきか、そもそも渡さなくても良いのか、金額の相場やいつまで自分がもらう側でいつからあげる側になるのか、気になることがたくさんあると思います。

私も大学生の頃、親戚の集まりで小さな子どもたちを前に「お小遣い程度でも渡した方がかっこいいかな…?」と財布の中身を気にしながらソワソワした経験があります。

この記事では、そんな大学生のお年玉に関するモヤモヤをスッキリ解決し、気持ちよく新年を迎えるためのポイントを詳しく解説していきます。

この記事を読んでわかること
  • 大学生がお年玉をあげる必要があるかどうかの判断基準
  • 弟や妹や甥や姪など相手別の具体的な金額相場
  • 親戚の大人の前で渡す際のマナーやポチ袋の正しい書き方
  • 金欠時に役立つお金以外の代替アイデアやピンチの時のヒント

お年玉を大学生があげる側の結論と金額相場

まずは一番気になる、「そもそも大学生はお年玉をあげるべきなの?」という疑問に対する結論からお話ししますね。

さらに、もし例外的に渡すとしたらいくらくらいが適切なのか、相手別の金額相場についても詳しく解説していきます。

お正月に親戚が集まる場で、自分がどう振る舞えばいいかの参考にしてみてください。

大学生はお年玉をあげる側ではなく原則不要

結論から言ってしまうと、大学生はお年玉をあげる必要はありません。

法律上は18歳から成人として扱われる時代になりましたが(出典:法務省『民法(成年年齢関係)改正 Q&A』)、社会一般の認識としては、学生であるうちはまだ学業を修める期間であり、実質的には親の扶養に入っていると見なされることが多いからです。

お年玉というのは、本来「経済的に自立した大人が子どもに渡すもの」という性質があります。

そのため、アルバイトで毎月数万円の収入があったとしても、学業が本分である大学生が無理をしてあげる側に回らなくても、マナー違反には決してなりません。

周囲の大人たちも「学生のうちはもらう側でいいんだよ」と思ってくれていることがほとんどです。

ポイント
親戚の集まりなどでは、むしろ大人が主体となってお年玉を配るため、学生が出しゃばらずにもらう側あるいは子どもたちを見守る側に徹する方が、場が丸く収まることも多いかなと思います。

無理に大人ぶる必要はありませんよ。

弟や妹へのお年玉は大学生ならあげるべきか

親戚の子どもに対する原則としては不要ですが、一番身近な弟や妹に対しては、少し状況が変わってきます。

普段から同じ屋根の下で生活していて、あなたがアルバイトをしてお小遣いを稼いでいることも知っている場合、「お兄ちゃんやお姉ちゃんからお年玉をもらいたいな」と密かに期待されていることもあるかもしれません。

この場合、親族のマナーというよりも「家庭内のルールや関係性」が最優先されます。

親から「少しでもいいから妹にあげなさい」と言われることもあれば、「学生同士なんだからお互いになしでいいよ」と言われることもあります。

もし渡す場合でも、親や親戚の大人が渡すような高額である必要はありません。

「いつもありがとう」「今年もよろしくね」という気持ちを込めて、ちょっとした額を包むだけで十分喜んでもらえるはずです。

甥っ子や姪っ子にお年玉をあげる判断基準

自分に年の離れた兄弟がいて、その子ども(甥っ子や姪っ子)がいる場合も、大学生にとって悩ましいケースですね。

自分が「叔父」や「叔母」という立場になるため、たとえ相手が赤ちゃんや小さな子どもであっても、何かしてあげたいという気持ちが芽生えるのはごく自然なことです。

ここでも無理をする必要はありませんが、可愛がっている甥や姪に対しては、親族内の世代交代の挨拶のような意味合いを込めて、少額でもお年玉を渡す大学生は少なくありません。

ただし、勝手に大金を渡すと相手の親(自分の兄や姉)に気を遣わせてしまうので、事前にお兄ちゃんやお姉ちゃんに「少しだけお年玉を渡してもいいかな?」と相談しておくのがベストですね。

兄弟間でのコミュニケーションが鍵になります。

大学生があげる相手別の金額相場一覧

「じゃあ、実際に渡すとしたらいくらが良いの?」という方のために、大学生のアルバイト収入でも無理のない範囲の金額相場をまとめました。

これはあくまで一般的な目安ですので、ご自身の経済状況や親族間の関係性に合わせて柔軟に判断してくださいね。

相手の年齢・学年相場金額の目安備考
未就学児(0〜6歳)500円〜1,000円まだお金の価値がわからない年齢。中身よりもキャラクターの可愛いポチ袋に入れるのがおすすめ。
小学校低学年1,000円千円札1枚で十分です。自分でお菓子を買ったり管理したりできる喜びがあります。
小学校高学年1,000円〜2,000円お小遣い帳をつけ始めるなど、お金の価値が分かってくる時期。無理のない範囲で。
中学生・高校生2,000円〜3,000円本来は社会人が渡す額に近いですが、学生が渡すならこの程度で控えめにしておくのが無難です。

注意点
ここで紹介した金額はあくまで一般的な目安です。

地域や親族の慣習によって大きく異なる場合があるため、正確な相場観や親族内の暗黙のルールについては、必ずご両親や年長者に事前に確認してください。

大学生が渡すお年玉1000円は失礼にあたるか

「たった1,000円しか包めないなら、少なすぎて失礼になるから渡さない方がマシかな…」と不安に思う方もいるかもしれませんが、そんなことは全くありません。

大学生が年下の子どもに1,000円を渡すのは、決して失礼にはあたらないんです。

特に未就学児や小学校低学年の子どもにとって、1,000円札は「自分一人でお菓子やおもちゃをたくさん買える大金」として、キラキラ輝いて見えるものです。

受け取る側の親にとっても、「学生で余裕がないはずなのにわざわざ用意してくれたんだな」と好意的に受け取ってもらえ、高額なお返しのプレッシャーを与えずに済みます。

金額の大きさよりも、「新年をお祝いしたい」「喜んでほしい」という誠意が何より大切ですね。

お年玉を大学生があげる側のマナーと注意点

ここからは、実際にお年玉を渡すことになったときに気をつけたい、マナーや具体的な作法について解説します。

いくら身内とはいえお金が絡むことなので、親戚付き合いで失敗しないためにも、渡し方やポチ袋のルールをしっかり押さえておきましょう。

また、お正月で現金が厳しいときの賢いアイデアも合わせて紹介します。

親戚の大人の前で渡す際のマナーと事前相談

お正月は、親戚の大人たちが集まる場です。

そこで学生である自分が独自の判断で突然子どもにお年玉を渡し始めると、大人の顔を潰してしまったり、親戚間のお年玉の相場感を狂わせてしまったりするリスクがあります。

そのため、渡す前には必ず自分の親や、渡す相手の親(叔父や叔母、兄姉など)に「少しだけお年玉を渡してもいいかな?」と事前相談をすることが最も重要なマナーです。

親族間で「学生のうちはお年玉のやり取りはなし」という暗黙のルールが存在することもあるので、この根回しは欠かせません。

実際に渡す際も、大人が見ていないこっそりとした場所ではなく、親たちの目の前で「少しだけだけど、お小遣いね」と謙虚に渡すのが、場の空気を壊さないスマートな振る舞いかなと思います。

ポチ袋の正しい書き方と新札の三つ折り作法

金額が少なくとも、形式をしっかり整えることで「大人の振る舞い」を示すことができます。

まずは、銀行や郵便局で必ず新札(ピン札)を用意しましょう。

これには「あなたのために前もって準備していました」という、新年を祝う相手への敬意の意味が込められています。

ポチ袋とお札の準備手順

  • お札の折り方:肖像画が描かれている面(表)を内側に向け、まず左側を3分の1折り、次に右側をその上に重ねて三つ折りにします(右側が上になるように折ります)。
  • 入れ方:ポチ袋の表とお札の上下の向きを揃え、逆さまにならないように入れます。取り出した相手がお札をパッと広げたときに、肖像画が正面を向く状態が正しいマナーです。
  • ポチ袋の表書き:左上に渡す相手の名前(「〇〇ちゃんへ」など)を書きます。
  • ポチ袋の裏書き:左下に自分の名前を書きます。

親戚が多く集まる場では、子どもがいっぺんに複数のお年玉をもらうため、後で誰からの贈り物か分からなくなることがよくあります。

必ず裏に自分の名前を書いておくことが、受け取る側への親切ですね。

現金以外の図書カードやギフト券という選択

現金をそのまま渡すのは親戚の手前ちょっと気まずい、あるいは予算的にお札を何枚も用意するのは厳しい…という場合、現金以外のものをプレゼントするという選択肢も非常に有効です。

例えば、図書カードやAmazonギフトカード、スターバックスカードなどは、「勉強頑張ってね」「息抜きに使ってね」という応援のメッセージが伝わりやすく、学生という立場から贈るのにとても適しています。

また、小さな子ども相手なら、500円から1,000円程度の可愛いお菓子や知育玩具、絵本などを選ぶと、親御さんにも気を遣わせずに喜ばれることが多いですよ。

モノのプレゼントはお金以上の温かみが伝わることもあります。

年末年始でお金がピンチなときの切り抜け方

年末年始は帰省の交通費や友人との忘年会・新年会などの交際費が重なり、「お年玉を渡したい気持ちはあるけれど、本当にお金がない!」という大ピンチに陥ることもありますよね。

そんなときは、無理に現金を作ろうと焦る必要はありません。

まずは、普段のお買い物で貯まっているクレジットカードやスマホ決済のポイントをギフトカードに交換できないか確認してみましょう。

また、読まなくなった本や使わない私物を年末の大掃除を兼ねてフリマアプリ等で整理し、その売上金を充てるのも堅実な方法です。

無理な金策は禁物!困ったら「原則不要」に立ち返ろう
お年玉を用意するために、手数料のかかる金融サービスを利用したり無理な金策をしたりするのは本末転倒です。

お金に余裕がないときは、冒頭でお伝えした通り「学生のうちは渡さない」と割り切るか、数百円のプチギフトやお菓子に「あけましておめでとう」のメッセージカードを添えて渡すだけで十分温かい気持ちは伝わりますよ。

お年玉をあげる側になる年齢や就職の境界線

では、結局のところ、いつから完全に「お年玉をあげる側」になればいいのでしょうか。

これには明確な法律の規定があるわけではありませんが、社会一般的には大学を卒業して社会人になり、自分で安定した収入を得るようになった時が最大の境界線とされています。

初めての冬のボーナスが出た後のお正月など、経済的に自立したタイミングで、「これからは私があげるね」と切り替えるのが一番自然な流れです。

学生のうちは、無理をしてあげる側に急いで回る必要はありません。

いま自分が親族から受けている恩を、社会人になってからゆっくり次世代の子どもたちに返していくというスタンスで全く問題ないかなと思います。

お年玉を大学生があげる側の総括まとめ

今回は、「お年玉を大学生があげる側」というテーマで、金額の相場からマナー、ピンチの時の切り抜け方まで幅広く解説してきました。

何度でも繰り返しますが、大学生がお年玉をあげる義務は一切ありません。

それでも「大切な弟や妹、甥っ子たちに何かしてあげたい」という優しい気持ちを持てることは、とても素敵なことだと思います。

もし渡す場合は、無理のない金額やギフトカードを選び、親や親族への事前相談とポチ袋のマナーだけはしっかり守るようにしてくださいね。

ご自身のアルバイト収入やお財布事情としっかり相談しながら、決して背伸びをしない等身大のお正月を楽しんでください。

この記事が、少しでもあなたのモヤモヤ解消のヒントになり、温かいお正月を迎える手助けになれば嬉しいです。