甥や姪にお年玉をあげないのはあり?実態や角を立てない断り方

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甥や姪にお年玉をあげないのはあり?実態や角を立てない断り方

お正月が近づくと、甥や姪にお年玉をあげるべきか悩むことも多いですよね。

とくに自分が独身や子なしの場合、毎年一方的にあげるばかりでなんだか不公平だと感じたり、甥や姪の人数が増えてきて家計の負担になったりすることもあると思います。

「お正月だから」と義務感に駆られて無理をしてしまうと、せっかくの新年が少し憂鬱になってしまうかも。

また、普段から疎遠でお正月にも会わないのにわざわざ現金書留などで送るべきなのか、高校生や大学生などいつまであげるべきなのか、疑問は尽きません。

親族間で暗黙の了解になっているルールもあるため、一人だけ波風を立てるのが怖いという気持ちもわかります。

甥や姪にお年玉をあげないという選択は非常識なのではないかと不安になるかもしれませんが、決してそんなことはありませんよ。

この記事では、私と同じようにお正月の出費にモヤモヤ悩んでいる方に向けて、お年玉をあげない選択をする理由のリアルな実態や、親戚間で角を立てずにやめるためのLINEやメールでの断り方、現金以外の代替案などについて具体的にお話ししていきます。

無理のない親戚付き合いのヒントになれば嬉しいです。

この記事を読んでわかること
  • お年玉をあげない人の実際の割合や経済的・心理的な理由
  • 角を立てずにやめるための年齢基準やルールの設け方
  • 兄弟姉妹への事前相談とLINEやメールで使える具体的な例文
  • 現金の代わりになる気まずくならないプチギフトのアイデア

甥や姪にお年玉をあげないのは非常識ではない!

親戚が集まるお正月に、甥っ子や姪っ子にお年玉を用意しないなんて、「もしかして私ってケチで非常識なのかな…」「周りからどう思われるだろう」と罪悪感を抱いていませんか。

結論から言うと、お年玉をあげない選択はまったく問題ありませんし、あなただけが悩んでいるわけでもありません。

ここでは、世間の実態や、みなさんがどのような理由であげるのをやめているのかについて、詳しく見ていきたいと思います。

お年玉をあげない大人は約25%!家計負担も多数

世間一般では、親戚の子には無条件でお年玉をあげるものだというイメージが強いかもしれませんが、実際のところそうでもありません。

民間企業(あなぶきハウジングサービス)が実施したアンケート調査によれば、新年にお年玉を「あげる予定がない」と答えた人は全体の約25.7%にも上るそうです。

つまり、約4人に1人は何らかの理由でお年玉をあげていない計算になります。

意外と多いと思いませんか?

また、別の調査(「MoneyFix」などを運営する株式会社ウェブクルー調べ)では、お年玉をあげる予定がある人の中でも、73.2%の方が「家計の負担になる」と感じているというデータもあります。

これだけ多くの方が負担に感じ、実際にあげない選択をしている人がいると知れば、少し気が楽になるのではないでしょうか。

なお、こうした数値データはあくまで一般的な目安ですので、ご家庭の状況に応じて無理のない範囲で考えるのが大切ですね。

お年玉は決して義務ではなく、それぞれのライフスタイルや経済的な事情に合わせて判断して良いものだと私は思っています。

独身や子なし世帯が感じる一方的な不公平感

お年玉をあげるのをためらう理由として非常に多いのが、「あげる一方」で還元されない不公平感です。

親同士であれば、「自分の子がもらった分、相手の子にも同額をあげる」という形でお互い様になり、家計へのダメージは相殺されます。

しかし、自分が独身であったり子どもがいなかったりすると、何年にもわたって一方的に出費が続くだけになり、還元されるタイミングがありません。

不公平感がもたらす心理的ストレス

金額そのものの経済的負担よりも、「自分はあげるばかりなのに、相手の兄弟姉妹からは十分な感謝や気遣いを感じられない」という感情的な摩擦がストレスに繋がることが多いです。

「当たり前」と思われている空気が一番辛いんですよね。

こういった状況が長く続くと、お正月が来るたびにモヤモヤしてしまいますよね。

「自分には子どもがいないから」という理由で、お年玉のやり取りを辞退するのは、自分の素直な気持ちを守るためにもごく自然なことだと思います。

家計の負担や甥姪の人数過多による経済的な限界

シンプルに経済的な事情で限界を感じている方も少なくありません。

日々の生活費や固定費のやりくりなどで、ご自身の生活を守るだけで精一杯というのも正直なところだと思います。

生活防衛が第一優先になるのは当然です。

さらに、兄弟姉妹が多くて甥や姪の人数が5人、10人と増えていくと、一人当たりは数千円でも、合計すると月収の相当な割合を占める大きな出費になってしまいます。

数万円が一度に飛んでいくのは痛いですよね。

ご自身の転職や、定年退職に伴う年金生活への移行などで収入が減ったタイミングも、お年玉の継続が難しくなる大きな要因です。

家計の状況には個人差がありますので、見栄を張って無理にお金を包むよりも、まずは現在の生活を最優先に考えてみてはいかがでしょうか。

正月に会わない・疎遠なら無理に送らない合理性

最近はライフスタイルの変化や帰省コストの増大もあり、お正月だからといって親戚全員が実家に集まるとは限りません。

お互いに仕事があったり、遠方に住んでいたりして、数年単位で顔を合わせていないケースもあるでしょう。

普段からまったく会う機会がなく、コミュニケーションも取っていない甥や姪に対して、「お正月だから」という理由だけでわざわざ現金書留を送ったり、銀行振込をしたりすることに合理性を見出せないのは当然かなと思います。

会えない時の考え方

「会って顔を見ながら直接手渡しし、成長を喜び合うからこそ意味がある」と割り切り、会えないお正月はお年玉を見送るというマイルールを設定している人も増えています。

無理に郵送までする必要はないですよ。

お礼がない・金額への不満などマナー違反への対応

これは少し悲しい理由ですが、甥や姪の態度が原因であげるのをやめるケースもあります。

せっかく悩んでお年玉をあげたのに、その場でポチ袋を開けて「えー、これだけ?」「少なっ!」と金額に文句を言われたり、「ありがとう」のお礼すら言わずに当然の権利のように受け取られたりしたら、あげる側としては一気に冷めてしまいますよね。

気持ちを踏みにじられたような気分になるのも無理はありません。

親のフォローがない場合は要注意

子どもが失礼な態度をとった時に、その親(自分の兄弟姉妹)が注意せずヘラヘラと黙認しているようなら、今後の親戚付き合い自体を見直したくなるものです。

大人の対応が問われる場面ですね。

こういったマナー違反に対して、「感謝できない人には渡さない」「来年からはあなたには準備しないからね」と毅然と決断するのは、相手の礼儀や社会性を養う教育的な対応とも言えます。

感謝の気持ちが伝わらない相手に、無理にお金を渡す必要はありませんし、やめる正当な理由になります。

甥や姪にお年玉をあげずに角を立てない伝え方と対策

ここからは、実際に「今年からお年玉をあげるのをやめたい」と思ったときに、親戚関係をこじらせずにスムーズにフェードアウトするための具体的な方法をご紹介します。

いきなりお正月に手ぶらで行って気まずい空気になるのではなく、事前のルール作りや伝え方がとても重要になります。

高校卒業や成人など事前にやめる年齢基準を決める

親戚間でトラブルを避けるためには、自分の中で「ここまではあげるけど、ここからはもうあげない」という明確な基準を設けることが第一歩です。

多くの方が区切りとしているのが、「18歳(高校卒業・新成人)」または「20歳(節目の年齢)」のタイミングです。

高校を卒業すればアルバイトなどで自分でお金を稼げるようになるため、「これからは一人の大人として扱うね」という前向きな理由でストップしやすくなります。

(出典:法務省『民法の一部を改正する法律(成年年齢関係)について』)

また、「大学生になったら終わり」「20歳を迎えたら卒業」という基準も分かりやすくて良いですね。

社会人になるまで引っ張らず、節目のタイミングでしっかりと線引きをしておくことが、お互いのためになります。

兄弟姉妹とお互い様をやめる事前のルール化相談

もしお互いに子どもがいる場合や、金額の負担が大きいと感じている場合は、お正月を迎える前に兄弟姉妹に直接相談してルールを作ってしまうのが一番確実です。

年末ギリギリに言うと相手はもう用意してしまっているかもしれないので、秋頃など少し早い段階で話を持ちかけるのがポイントです。

「子どもたちも大きくなってきたし、お互いお金が右から左へ移動するだけになっている気がするから、今年から子ども同士のお年玉はナシにしない?」とフランクに提案すれば、案外相手も「実はうちも負担だったんだよね、そうしよう!」と賛同してくれることが多いです。

ゼロにするのが難しければ、年齢に関わらず「金額を一律3000円までに固定する」といったルールでも良いですね。

LINEやメールでやんわり辞退する角の立たない文面

いざ辞退を伝えるとなると、対面では感情的になったり気が引けたりして、うまく言えないこともありますよね。

そんな時は、冷静に文面を推敲できて記録にも残るLINEやメールを活用するのがおすすめです。

相手が用意してしまう前の「年末の事前連絡」を基本としつつ、状況に合わせてアレンジしてみてくださいね。

シチュエーションLINEやメールの例文
経済的な理由(年末の事前連絡)「もうすぐお正月だね!いつも〇〇ちゃんの成長を楽しみにしているよ。実はお正月の準備をするにあたって、最近生活スタイルが変わったこともあり、親戚間での新年の贈り物を見直すことにしたんだ。勝手ながら今年からお年玉は控えさせてもらうね。用意してもらうのも申し訳ないから、お互い気を使わずに付き合えたら嬉しいな。お正月会えるのを楽しみにしているね!」
年齢の区切り(卒業・新成人)「〇〇ちゃん、高校卒業(新成人)おめでとう!立派に成長した姿を見てとても嬉しいよ。我が家ではお年玉は高校生まで(18歳まで)と決めていたので、今年で一区切りにさせてもらいます。これからの自立と活躍を心から応援しているよ!」
相互停止の提案(秋〜冬の相談)「もうすぐ年末だね!実はお互いの子どもも大きくなってきたし、毎年気を遣い合うのも大変だから、今年からお年玉のやり取りはお互いになしにしない?その分、お互いの家族の貯金や別の楽しみに使おうよ!」

ポイントは、相手を責めるのではなく、相手が用意してしまう前の年末に「我が家の方針」や「自立を祝う節目」として前向きに伝えることです。

明るくサラッと言い切るのがコツですよ。

完全ゼロを避ける千円前後のプチギフト代替案

「現金のお年玉はやめるけれど、お正月に手ぶらで会うのはさすがに気まずい…」「子どもたちのガッカリした顔は見たくないな」という場合は、予算1000円前後のちょっとしたプチギフトを用意するのがおすすめです。

お財布にも優しく、心遣いも伝わります。

小さい子どもなら、アンパンマンなど時代を問わず定番人気のキャラクターのお菓子詰め合わせや、知育シールブックなどが大変喜ばれます。

小学校高学年から中学生くらいなら、芯が尖り続ける機能性シャープペンシル(クルトガなど)やスポーツブランドのタオル、おしゃれなデパ地下スイーツなどが実用的です。

大きな音が鳴るおもちゃや場所を取るものなど、親の負担になるものは避け、消え物や実用的な雑貨を選ぶのがスマートですね。

浮いた予算を両親へのお年賀に充てて関係を良好に保つ

甥や姪へのお年玉をやめて浮いたお金の一部を、ご自身のご両親へのお年賀(手土産やお小遣い)に回すというのも、大人の対応として非常に賢い処世術です。

両親への配慮が親族の空気を良くする

実家での滞在中の食費や、お正月準備の家事への感謝として両親に贈り物をしておくことで、「親孝行をきちんとしている」という大義名分ができ、親族内での心理的なバランスを上手に保つことができます。

両親が喜ぶ美味しいお酒や、少し高級なお菓子を持参すれば、後ろめたさを感じることなく、気持ちよくお正月を過ごせるはずです。

「甥や姪にはあげないけど、親には感謝している」という姿勢を見せることが大切ですね。

甥や姪にお年玉をあげない選択で無理のない親族関係へ

甥や姪にお年玉をあげないという決断は、決して冷たいものでも非常識なものでもありません。

自分自身の生活を守り、精神的なストレスを溜めないための大切な自衛手段です。

無理をしてお金を渡し続け、親戚に会うこと自体が憂鬱になってしまっては本末転倒ですよね。

お正月は本来、みんなで新年を祝う楽しい場であるべきです。

やめる時期の基準をしっかり設け、相手に寄り添う言葉で事前に伝えることができれば、大きなトラブルになることはほとんどありません。

周囲の意見に振り回されすぎず、ご自身にとって無理のない、心地よい親戚付き合いの形を見つけてみてくださいね。

少しの勇気を出して、スッキリした気持ちで新年を迎えましょう!